奥に長い狭小住宅を建てるときの注意点!対策を知りより快適な住まいにしよう!
2023.07.14
狭小住宅を建てる土地は、横幅が狭く奥に長いかたちのものも多く見られます。
こうした土地では、建てる家も奥に長くなるため、住みにくくならないか心配になる方も多いでしょう。
しっかり奥に長い間取りでも、しっかり対策を取ることで快適な住まいにすることができます。
今回は奥に長い狭小住宅を建てる際の、注意点について詳しくお伝えします。
階段位置と動線に注意
奥に長いかたちの狭小住宅では、手前に部屋を広く取れるように階段を奥に配置することがあります。
ただしこの配置は他の間取りの動線に、十分注意しながら設計することが大切です。
例えばお風呂や洗面室などは、使った人がすぐ2階に上がるケースも多く、階段近くに配置したほうが便利になります。
あるいは1階・2階でキッチンと洗濯機を分ける場合は、両者を階段に近づけると家事をしやすくなります。
階段はどこに配置すれば間取りを広く使えるかだけでなく、生活する際の動線もしっかり考えるようにしましょう。
奥の部屋を明るくする
奥に長い家の北側の部屋は、窓が取りにくいうえに小さくなりがちで、部屋の中が暗くなる恐れがあります。
このような場合は窓を増やす以外の、部屋を明るくする工夫を取り入れてみましょう。
まずは壁紙やカーテンに明るめな色を選ぶようにします。
基本的なテクニックですが、目に見える面積が広いため大きな効果があるはずです。
また廊下側の壁に内窓を付けたり、隣の部屋との間にある壁の天井近くに、くり抜きを作ったりして、他からも明かりが入るようにしてみましょう。
こうした工夫は部屋を広く感じやすくなるため、部屋が小さくなる場合にもおすすめです。
西側に部屋が寄らないようにする
奥に長い家では、建物の西か東のどちらかに部屋を寄せることが多くなります。
その際は、できるだけ東側に部屋を配置することをおすすめします。
西側の部屋は窓から西日が入るため、特に夏は部屋が暑くなりがちです。
またまぶしさも感じやすく、せっかく窓を付けてもカーテンを閉めっぱなしになりかねません。
一方で東側に部屋を配置すると窓から朝日が入り、部屋がさわやかな印象になるでしょう。
しかも朝以降は部屋に直射日光が入らず、まぶしさや暑さを感じにくくなります。
まとめ
奥に長い狭小住宅は、階段の位置や奥の部屋の採光、東側に部屋を配置することなどに注意すると、より過ごしやすい住まいになります。
他にもさまざまな工夫を凝らせば、家のかたちに左右されない、住みやすい狭小住宅が建てられるでしょう。
サンクスホームでは、より快適に生活できる狭小住宅の間取りをご提案しています。
狭小住宅でも満足できる家づくりをしたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。